石破自民党総裁が2025年9月7日に辞任を表明。
その結果2025年に予定されている自民党総裁選は、日本の政局を大きく左右する重要なイベントです。
「いつ行われるのか?」「候補者は誰なのか?」という疑問を持つ方も多いでしょう。
この記事では、自民党総裁選2025のスケジュール、有力候補者の情報、そして次期総裁に最も近い人物が誰なのかを徹底的に解説します。
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自民党総裁選2025はいつ?日程の予測と背景
2025年9月7日、自民党の石破茂総裁が辞任を表明しました。
これにより、自民党は新たな総裁を選出する総裁選挙に突入し、日本の政局は大きな転換点を迎えています。
今回は「フルスペック」での実施が報道されており、全国の党員票も反映されるため、非常に注目度が高い選挙となります。
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日程
現時点での報道によると、総裁選の告示は2025年9月20日ごろ、投開票は9月末から10月上旬になる見通しです。
この日程は、党内調整が進んでいることから高い信憑性を持っており、すでに各陣営は本格的な選挙準備に入っています。
(追記:2025年9月22日告知、10月4日投票で決定という報道が出てきました。国会もあるのでできるだけ早くの選挙が望まれています)
選挙方式はフルスペック
選挙方式は「フルスペック」方式で行われる予定であり、これは衆参両院議員票に加え、全国の党員票も加算される形式です。
この方式では、国会議員票394票、党員・党友票394票の合計788票が争点となります。
派閥の論理だけではなく、一般党員の意向も強く反映される点が、今回の総裁選の特徴です。
このように、石破氏の辞任とフルスペック選挙によって、次の政権を担うリーダーが本格的に問われる選挙となりました。
日程が明確になりつつある今、候補者たちの動きや発言が連日注目を集めています。
自民党総裁選2025の有力候補は誰?注目の政治家たち
石破茂総裁の辞任表明を受け、2025年の自民党総裁選は「次のリーダーは誰か」というテーマで大きな関心を集めています。
今回は「フルスペック選挙」となることが濃厚で、全国の党員票の動向が勝敗に直結する構図です。
以下に、現在有力視されている候補者たちの特徴を整理してご紹介します。
- 茂木敏充氏(2025年9月10日出馬表明)
- 小林鷹之氏(2025年9月11日出馬表明)
- 高市早苗氏(出馬の意向)
- 林芳正氏(出馬の意向)
- 小泉進次郎氏(態度保留)
- 河野太郎氏(不明)
茂木敏充氏:実力派としての存在感(9月10日出馬表明)
自民党前幹事長として政権運営を支えた茂木氏は、「安定と経験」をキーワードに着実な準備を進めていると見られています。2025年9月10日に記者会見で出馬表明をしています。
党内の中堅・ベテラン議員の一部から厚い信頼を得ており、政策運営能力や国際交渉力への評価が高い点が強みです。
ただし、全国的な知名度がやや低いため、党員票での伸びが課題となる可能性があります。
茂木氏の総裁選挙への挑戦は去年に続き2回目になります。
小林鷹之氏:若手のホープ出馬を決断(9月11日出馬表明)
2025年9月11日、小林鷹之・元経済安保担当相が総裁選への出馬意向を正式に表明しました。
若手ながら政策立案能力に優れ、特に経済安全保障やAI戦略、宇宙・防衛技術などの分野で強い存在感を発揮してきました。
無派閥でありながら、自主独立の姿勢を貫いており「しがらみなき改革」を掲げて中堅・若手議員や党員層にアピールしています。
出馬にあたっては、「既存政治からの転換」や「若い世代による新しい自民党像の構築」をテーマにする見通しです。
現時点では議員票での支持拡大が課題とされていますが、党員票や地方組織での浸透を狙う戦略を取るものと見られています。
派閥の論理とは距離を置く姿勢を鮮明にしており、「改革派」や「現状打破を望む層」からの支持が今後のカギとなりそうです。
SNSでは高市早苗氏と票が割れるので立候補して欲しくないという声も出ていました。
高市早苗氏:保守層からの圧倒的支持(出馬準備・9月中旬表明か)
女性初の総裁を目指す高市氏は、保守派やネット世論を中心に根強い人気を誇り出馬の意向を固めているとされています。
石破政権下では冷遇されているように見える時期もありましたが、最近では保守系議員の結集を呼びかける動きが活発化しています。
また、「ぶれない政治信念」は一部の支持層に強い訴求力を持っています。
ただ自民の保守勢力が石破政権下で落選しており20人の推薦人を集めることも苦労しているという情報もあります。自民議員からは保守寄りすぎると敬遠する声もあります。
支援体制を固め、総裁選挙で訴える政策を詰めた上で9月中旬頃にも記者会見を開くと見られています。
林芳正氏:立候補の意向を固める(出馬準備・9月中旬表明か)
林芳正官房長官が総裁選に出馬する意向を固めたと報道されています。
外交・安全保障に強く、文科相や外相を歴任してきた林氏は、党内外から「実務型のリーダー」として高く評価されています。
これまで出馬に慎重な姿勢を見せていましたが、石破総裁の辞任を受け自らのタイミングが「今」と判断したものと見られます。
9月9日夜には日本維新の会の馬場・前代表と会談したとされそれぞれの党内の情勢などをめぐって意見を交わしたとされています。林氏が総裁になれば維新との連立に向けての動きもみられるかもしれません。
小泉進次郎氏:若手人気と発信力(態度保留)
環境大臣、農政大臣を歴任し、今もメディア露出が多い小泉氏は若年層や地方組織からの支持が見込まれる候補です。
ただし、党内での政策的評価には賛否があり「軽さ」「能力不足」を指摘する声も少なくありません。
現時点での立候補表明はしていないものの、将来の総裁候補としての布石を打つ可能性があります。
当初は高市早苗氏との事実上の一騎打ちか?という声も聞かれましたが現実に決選投票になった場合に現時点では不利であるという指摘もあり周りが押しとどめている可能性もあるかもしれません。
河野太郎氏:再登板に向けた動きは?(不明)
デジタル担当大臣などを歴任し、全国的な知名度と発信力を持つ河野太郎氏は有力候補の一人です。
若手議員や無派閥層からの支持が厚く前回2021年の総裁選では党員票で最多得票を獲得した実績があります。ただし2024年の総裁選では一気に得票を落としています。
支援体制が弱いため、議員票の取りまとめが課題とされています。また2024年総裁選での人気に陰りがみられており今回の出馬はあり得ないという声もあります。
次の総裁は誰になる?各候補者の支持基盤と動向分析
石破総裁の辞任を受けた今回の総裁選は、「フルスペック」で実施されることが確定的で、議員票・党員票ともに争点となる構図です。
そのため、各候補者がどのような支持基盤を持っているか、どの派閥・世論に支えられているかが重要な分析ポイントとなります。
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前回結果
前回は最初の開票では高市早苗氏がトップで決選投票で残りの票の多くが石破茂氏に流れた結果、石破茂氏が総裁になっています。
<開票>
1位:高市早苗氏(計181票)
2位:石破茂氏(計154票)
3位:小泉進次郎氏(計136票)
4位:林芳正氏
5位:小林鷹之氏
6位:茂木敏充氏
<決選投票>
1位:石破茂氏(215票)
2位:高市早苗氏(194票)
今回はここから石破茂氏が外れるわけで数字だけを見れば高市早苗氏と小泉進次郎氏の一騎打ちになると予測する向きが多い。
予測など(高市早苗氏と小泉進次郎氏の一騎打ち?)
前回の結果を素直に見れば高市早苗氏と小泉進次郎氏の一騎打ちという声が多くなるのは理解できます。
しかし高市早苗氏は保守層などに人気があり地方選挙に呼ばれることが多い一方で、自民内に猛烈に嫌う層が多くいるようで決選投票で負けています。
言い換えると高市早苗氏でないならば誰でもいいという、おかしな意見を持つ人が自民内に多くいるということです。定期的に自民内に中国スパイ議員がいるという説などが出るのは高市早苗氏を猛烈に嫌う勢力が存在しているためと思われます。そのため高市早苗氏は決選投票まではいくもののそこで再び敗れるのでは?という声も多い。
また石破首相になり保守層を冷遇した結果として自民の保守議員が落選、また保守勢力も多くが見限り他党支持に変わったとされています。その結果が高市早苗氏に不利に出る可能性が高く今回は前回ほどの票を取れないという意見も多く出ています。
一方で小泉進次郎氏は一定の人気があるものの、ディベートなどで能力不足を露呈しており首相にするにはまだまだ不安という声が根強いです。農林水産大臣になったことでこの声を払拭する期待もありましたが現実には農林水産大臣になっても能力不足の声が根強くあり不安視されています。
もう少し経験を積んでからの方が良いと言う声が再び大きくなるようであれば厳しいと思われます。
そのため前回まではふるわなかった第3極(茂木氏、林氏)らが票を増やす可能性も指摘されており状況は混とんとしています。
自民党総裁選2025の日程・候補者・情勢を総まとめ
2025年の自民党総裁選は、石破茂総裁の辞任を受けて行われます。
「フルスペック方式」での実施が決定的となり、党員票と議員票の双方が重要となる、かつてない規模の選挙戦が繰り広げられています。
現在の情勢では、2025年9月22日前後に告示、10月4日に投開票される見通しです。
- 茂木敏充前幹事長:安定感と実務力を評価されるも地味さが課題
- 小林鷹之元経済安保担当相:「世代交代」を掲げる
- 高市早苗前政調会長:保守層の強固な支持、右派結集の鍵
- 林芳正官房長官:岸田派の本命として正式出馬へ
- 小泉進次郎農林水産大臣:地方での圧倒的人気、若手の象徴
現時点ではまさに三つ巴・四つ巴の接戦です。
また、「政治とカネ」「少子化対策」「経済再生」など多くの争点も浮上しており、選挙戦は政策論争の場としても注目されています。
新しいリーダーがどのような日本を描くのか、そして党内改革をどこまで進められるのか――。
総裁選2025は、日本の未来に大きな影響を与える節目となることは間違いありません。
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