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都知事選2016 情勢予想~増田寛也氏のプロフィール、韓国、東電、ファーストクラス問題など~

   

都知事選2016 情勢予想~増田寛也氏について~

今回の都知事選2016は小池百合子氏、増田寛也氏、鳥越俊太郎氏の争いになると思われる。今回はその中で増田寛也氏にスポットライトを当てます。

 

増田寛也氏のプロフィール

生年月日 1951年12月20日(64歳)
出身地 東京都世田谷区
出身校 東京大学法学部
職業 建設省建設経済局建設業課紛争調整官
略歴 岩手県知事当選3回(1995年4月30日 - 2007年4月29日)
第8、9代総務大臣(第1次安倍改造内閣、福田康夫内閣、福田康夫改造内閣)

東京都出身。父は農林官僚で参議院議員を務めた増田盛。政治家の家系。高校卒業後は予備校に通い、2年間の大学受験浪人生活を送る。1972年、東京大学に入学。東京大学法学部4年時には、2年間浪人しているため民間企業への就職は厳しく、旧司法試験も難関であったため、大学の定期試験を受けずに1年留年し、国家公務員試験を受験。建設省に入省。

・政治家の家系ではあるものの、浪人時代も長く若い頃にかなり苦労したようです。それがその後の政治活動などに反映されていると感じます。

 

国政選挙への出馬打診は断っていたが、1994年、岩手県知事選挙への立候補を決意。建設省上層部や妻の反対を受けたが、夫婦に子供がなかったことから落選しても何とかなると妻を説得し、退官した。小沢一郎らの支援を受け、1995年に当選。岩手県知事在任中は、2期目から小沢と決別し、宮城県知事の浅野史郎や三重県知事の北川正恭、高知県知事の橋本大二郎などと親しみ、「改革派知事」の代表格として知られた。

・この辺りは流れを読むのがうまいという印象。小沢一郎氏の支援を受けて当選したものの小沢一郎氏に少し陰りが見えたことを察知してかそれとも助けがなくても当選すろと革新したのかは不明だが決別。

 

第1次安倍改造内閣、福田康夫内閣、福田康夫改造内閣では総務大臣に任命され、知事出身の民間閣僚として地方再生に取り組んだ。

・知事を3期経験しており政治家としての経験が豊富。

 

・外国人参政権には反対だが過去には賛成していたことも

テレビ討論では外国人参政権については反対の立場を表明。ただし、岩手県知事時代には賛成の立場をとっていた。状況に応じて主張を変えることからバランス感覚に優れていると評価される一方で主張をころころ変えるから信用ならないとする人もいる。

 

増田寛也氏の韓国、東電問題、ファーストクラスなどについて

増田寛也氏で検索すると韓国、東電、ファーストクラスといった文字が出てくる。それぞれについて確認した。

 

韓国関連問題について

増田寛也氏は過去に日本創成会議として2011年10月にまとめた初の提言でグリッド接続を取り上げている。海底ケーブルで送電して電力のやり取りをするというもの。

日韓グリッド接続構想の展望は 増田寛也氏に聞く

ソフトバンクの孫正義社長らも韓国などとのグリッド接続を提唱しているので場合によっては協力体制を取るとしている。

これらの話が日本の利益になるかと言えばかなり微妙なところ。共同開発するにしても無理難題を突きつけられる可能性もある。そもそも日本で電力が足りない場合は気候などが似ている韓国でも電力が足りない可能性が高く融通することも無意味という感じもある。それらのことから保守の人からはかなり評判が悪いようだ。孫正義社長が絡んでいるというのも気に食わないところらしい。

ただ、これらの話で韓国寄りとするのはあまりにも無理があると言えるだろう。

また外国人参政権問題について過去に賛成していたことも韓国寄りとされる理由のようだ。

参考→平成17年12月定例会 決算特別委員会会議録

 

テレビ討論では「岩手では外国人参政権賛成の人が多かったから賛成の立場を取った。東京では反対の方が多いから反対する」としていた。その土地の人に主張に合わせるというのは当然のことではあるが政治家がころころ主張を変えるのは主体性がないと判断されても仕方がないところであろう。増田寛也氏についてはこの問題だけでなく過去の行動や発言との整合性がないと指摘する声が多い。支持基盤であるはずの保守層の一部から信用されていないのはかなり痛いところである。

 

東電問題

また、東京電力との密接な関係が指摘されている。告示直前の7月8日まで東京電力の社外取締役を2年以上務めていた。常勤でないためほとんど出社する必要がないにもかかわらず多額の報酬を受け取っていた疑いがもたれている。原発推進派だから東京電力が就任を要請したのか、それとも安倍官邸が“食い扶持”を与えるために押し込んだのか、就任した経緯も明らかにされていない。

参考→増田寛也氏 社外取締役だった「東京電力」との本当の関係

東電は痛いところをつつかれたくないから政府の要人を雇っていたのでは?と指摘されても仕方がない。上記の記事では常勤で無いにも関わらず6200万円以上の給与をもらっていた可能性があるとしている。

公私混同疑惑で前知事が辞めたところに再度お金に関する問題のありそうな人を再選させようとする自民党には疑問を感じる人が多いことであろう。

 

ファーストクラス問題

舛添要一前知事は多額の出張費を使ってファーストクラスに乗っていたことを問題視されていた。一方の増田寛也氏も岩手県知事時代にファーストクラスを愛用し年間100日以上も出張していたらしい。

お金に問題があるとして知事が変わるのに同じ問題を抱える人が立候補して当選に近い位置にいるというのは悪い冗談にしか聞こえないところだ。

この点については私が知る限りでは増田寛也氏は明確な発言をしていない。各種マスコミも追求している様子はない。かなり肝心なことであるはずだがマスコミの追求が無いというのは「安倍政権がマスコミを押さえている」という指摘に信憑性を感じてしまうところだ。

また「大臣等規範」は在職中の不動産取引の自粛を求めているが増田総務相(当時)は港区赤坂に2億円の超豪華マンションを購入していた。これも大きな問題と言える。

 

増田寛也氏が都知事になる場合のメリット、デメリット

増田寛也氏が都知事になるメリットは都知事を含めた政治家としての経験であろう。東京都議連との関係性も良好。オリンピック関連など現在の難題の多い東京ではスピード感を持って政策を進めていく必要があるが、その政策を実行していく能力は3人の中では最も高いと言える。良くも悪くも過去の発言を翻し東京都に合わせるというのはバランス能力に優れているとも言える。自己主張するよりも現場に合わせた方がスムーズにことが運ぶということをこれまでの経験で知っているのであろう。

ただ、東京都議連と仲良しの増田寛也氏が都知事になるのであれば舛添要一前知事がそのまま都知事になっていてもなんら変わらない。舛添要一氏が辞職した意味がないと感じる人も多いであろう。

東京都民は東京都議連にも疑いの目を向けておりそれに迎合する増田寛也氏に対してあまり良い印象をもたない人も多い。スムーズに政策は進む一方で改革は進まない可能性もある。

実務能力は申し分ないと言えるがそれを都民が最重要視するのかどうか?というところで大きく意見が分かれそうだ。この辺りは同じ保守から出ているとは言え、小池百合子氏とは全く逆と言えよう。

また、過去の発言との整合性が取れないことで

あとは先にも書いたように過去にいろいろな問題がある。都知事になったとしてもいろいろな場面で突かれそうである。

 

都知事選2016情勢予想、増田寛也氏は当選できるのか?

知名度、人気、支持基盤などを総合的に考えて3氏の中では最も厳しいと思われる。やはり現時点で都民が求めているのは安定よりも改革であろう。また、3氏の中では圧倒的に知名度が低いのが難点。今後は露出を増やして知名度を上げることに力を注いでいくのであろうが選挙選の終盤に向けて間に合うのかどうかは未知数である。

それよりも先にこれまでに列挙した問題などがクローズアップされ悪い印象が広がるかもしれない。ただでさえ不利な状況で悪いイメージがついては致命的と言える。

その他、他の候補者なども含めた選挙情勢予想などはこちらを参照ください→都知事選2016の情勢予想と選挙速報

 

(合わせてお読みください)
都知事選2016の日程とスケジュール(公示日、期日前投票、選挙日)

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